デーラーの利益構造は?
■ ディーラーはどんなことで利益を得ているの?■
前回に引き続き、ディーラーの台所事情のお話です。
あなたも御存知の通り、ディーラーでは新車販売の他に、保険を売ったり、メンテナンスをしたり中古車を売ったりしていますね。
これを、大きく分けますと、「新車部門」「中古車部門」「サービス部品部門」の3つのくくりになります。
昨年のディーラー平均売上構成比は、新車部門で65.3%。中古車部門で13.9%。サービス部品部門で19.4%でした。
仮に、年間100億円の売上があるとすれば、新車で65.3億円の売上、中古車で13.9億円、サービスで19.4億円の売上という事になります。
ところが、利益の構成比(以下の数字は売上総利益比)で見てみると、新車部門で37.8%。中古車部門で12.7%サービス部品部門で48.3%です。
ここで、注目すべきは、全体売上の中で、20%足らずしかないサービス部門が、利益の約半分を占めているという事です。
1998年頃までは、ディーラーの花形である新車部門が、60%の利益を占めていましたが、10年ひと昔というように、時代は移り、今では、サービス部品部門が利益の源となっているのです。
粗利益の低い低価格車の販売だけでは経営が成りゆかない事を、いち早く察知したディーラーは、接客のできる優秀な整備士をフロント(窓口)に起用して、サービス部門の収益増大に注力しました。
この流れに乗り切れない地場資本ディーラーは、「販売権」を他社に売り渡したり、メーカー系列に吸収されるなど、統廃合が現実のものとなっております。
近年のディーラー経営状態は、必ずしも良好とは言えず、昨年度の平均経常利益は1%、欠損企業の割合は30%を占めているのです。
・
当然ながら、ディーラーの社長が「サービス部門に重きを置く」という考え方は、拠点店長に伝わり、「利益をサービス部門でたたき出せ」という指令になります。協力業者(下請け業者)にもレバレート引き下げ等の要求があります。
ディーラーとの関係を継続するには、それに耐えられる体質を構築した協力業者だけが、生き残る構図です。
ディーラーの要求に、いち早く対応した業者の受注量が多くなり、引き下げに応じない業者さんは、少しずつ仕事のお呼びがかからなくなり、やがては・・・となります。
ただ、要求に従っても、「一蓮托生」の構造は変わりません。
では、これらの問題点を解決するには、どのようにすればよいのでしょうか?
それは、
浪漫飛行が、
すべてのディーラーを買い取れば解決するではないか。
さあ、今日もデントリペアだ。
2月 21, 2008 11.おもしろ車雑記 | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172599/40174265
この記事へのトラックバック一覧です: デーラーの利益構造は?:



コメント