バルブトロニック
VANOS 可変吸気システム バブルトロニック
■ バルブトロニック ■ 「カテゴリー おもしろBMWメンテナンス」
吸入空気量のコントロールを、従来の「スロットルバルブ」に変わり、バルブのリフト量によって制御するという優れものです。
これにより、ポンピングロスを大幅に低減し、燃費を向上させています。
各自動車メーカーでは、理論的にはすばらしいアイディアとわかっていても、コスト面の大幅アップや、複雑化するシステムを嫌い開発には、消極的でした。
しかし、ここにきて、燃費の向上を目指す動きが加速され、車載ECUの容量や演算速度のアップなど、可変バルブリフトを制御する技術的環境も整い、国産車(新型ノア、ボクシー)にも採用され始めています。
最初に、連続可変バルブリフト機構を採用したのは、BMWで、バルブトロニックと呼ばれています。また、トヨタでは、バルブマチック、日産では、VVEL(ブイベル)と呼ばれています。
作動方式は、各社、特許の関係から、若干の違いがあります。これをお話しますと、非常に長文になりますので、割愛させていただきますが、個人的には、日産が開発したシステムが、優れているように思います。
それは、BMWのバルブトロニックは、複雑な構造で、レバーの戻しと保持にスプリングを使用し、モーターも大きく出来ています。またトヨタでは、壊れた時に、リフト一本をassyで交換しなければいけません。日産は部品点数が少なく、高速回転にも対応でき、さらに100Wの小型モータで済んでいます。
つまり、少ないエネルギーロスで済むということです。
ただし、どのメーカーのシステムが、耐久性に優れ、トラブル、故障が少ないかということは、結果が出るまで、数年はかかることになります。
さて、冒頭で述べました「スロットルバルブ」は、不要になったのになぜ今でも付いているのでしょうか?
はい、ブローバイガスの吸引と、キャニスターのガソリン蒸気を吸気する為に、補助的に装着されているだけです。
それから、もし、あなたが、本文をお読みになり、ポンピングロスを大幅に低減したら、エンジンブレーキが効かないのでは?とお考えになられたとしたら、オットーサイクルを知っているお方でしょうね。
トヨタでは、排気側にベーンポンプを装着して、負圧を発生させています。ところがBMWでは、どこにあるのか?見当たりません。探しきれないだけなのかもしれませんが。
きっと、あの、ツーリングオフミの時に、
「エンジンブレーキを、どこかに、落としてきたのでしょう」
9月 16, 2007 8.BMWおもしろメンテナンス | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/172599/16115277
この記事へのトラックバック一覧です: バルブトロニック:

コメント