ウインドウレギュレータ故障 中編 BMW
カテゴリ「BMWおもしろメンテナンス ウインドウレギュレータ交換作動不良の原因
■ ウインドウレギュレータ故障への道 中編■
上編では、壊れると大変になることを、まじめなストーリーにて御紹介いたしました。
上編http://romanhiko.air-nifty.com/blog/2007/08/post_ee5f.html
とうとう、私の車のウインドウレギュレータ(リフター)も壊れてしまいました。ご多分に漏れず、エクステリア部分故障の定番でございます。
あなたの車もBMWであれば、いつか必ず発生する事象です。
それでは、ごいっしょに,「壊れるまでのプロセス」を検証してみましょう。
ウインドウレギュレータの役割は、ワイヤーを介して、回転運動を直線運動に変換することにより、ウインドウガラスを上下、開閉するものです。上下運動時には、約15kg~20の力が加わり、また、防犯上においても、容易に手で引き下げられない強度が要求されています。
始めに、ウインドウレギュレータの種類は、おおむね3種類になります。レンジローバー等のギア(リンク)式と、VWやBMWなどのケーブル(ワイヤー)式、それから、壊れない手動(手でくるくるまわす)式になrます。乗用車では、ほとんどがパワーウインドウですが、サクシードやミラなどの商用バンは、今でも、軽くて、早く動かせる手動式です。
ギア式の場合では、ギア(歯車)が減り、かみ合せが悪くなり、作動不良に至ります。ワイヤー式では、複数の原因が存在し、さらに、そこから、連鎖的に起きてくる場合があり、一気に壊れない時がありますから、日ごろの注意が必要です。
経年使用していると、巻き上げ、巻き下げのワイヤーにくせが発生し、たるむ事によって、ローラ(ドラム)の溝から外れてしまい、ぎこちない動きが起こります。上下させると、また元の溝に収まったりしますので、正常だと「思い込んでしまいます」。
やがて、ワイヤーが、ローラーの溝に戻らなくなります。この時には、ローラー(ドラム)の中心にある金属の芯に引っかかっていますので、まだ作動することがあります。多少の異音が聞こえても大丈夫だと「思い込んでしまいます」。
次に、キリキリと音が始まります。ワイヤーが芯の金属と摩擦による軋轢(あつれき)をおこし、ささくれが生じてきます。ただし、きりきりという音は、ウインドウをホールドしているローラーに砂ぼこり等の異物入った場合にも発生します。
ここでは、軋轢音と異物の音を聞き分ける事が大切です。
さらに、アウターハンドル側(外側ドアの取手)のワイヤーとリフターが干渉して、「バキッ」と音が発生する事があります。まるで、ガラスが割れるような音となります。それでも動きますから、まだ大丈夫だと「思い込んでしまいます」。
最終的には、ワイヤーが、咬みこんだり、引っかかったり、切れたり、ローラー(ドラム)本体が脱落したりすることにより不動となってしまいます。
つまり、「思い込みの積み重ね」によって、動かなくなる と言う事です。
ちょっと、結論が違うんじゃないのというのは、あなたの「思い込み」にほかなりません
次回は、交換料金と根本原因について、お話しましょう。
8月 26, 2007 8.BMWおもしろメンテナンス | Permalink
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