■車検はどこ頼むか? ① ■
今回は、前回の続編となりますので、どうぞ、前回からお読みくださいませhttp://romanhiko.air-nifty.com/blog/2007/06/post_35d3.html
カテゴリーは「車検」の項目です。
車検は、どこにお願いするか迷うところですね。
ディーラーでしょうか?お近くの町工場でしょうか?
外車の場合には、40万とか50万という車検見積を見て目が飛び出た人も多いことでしょう。こんな金額を聞いて、せっかくの愛車を手放す事になったり、維持費を考えると、購入に踏み切れなかったり、考えてしまいますね。
また、ディーラーでは敷居が高いと感じたり、懇意にしている整備工場が無かったり、特にオークションで購入した場合などは、車検や故障時に、困ってしまうかもしれません。
整備業者さんは、以下の3通りのタイプがあります。
①「なにわのあきんど」。
②「社会的責任のディーラー」。
③「貧乏整備屋」。
今日は、①について、ご案内いたしましょう。
インターネットを見ていると、業者さんの中には、
「アレアレ、変だぞ、部品で調達できるのに、アッシーと称して丸ごと交換か?」
と思ってしまいます。
そのような時によく、「最高の状態を保つ為の、予防整備ですから」という言葉を使います。
絶対に、「わては、浪速(なにわ)の商人(あきんど)どすよってに」
とは、言いません。
「予防整備」と称して、何でも取り替えるお店が、多すぎます。
「予防整備」という言葉はクセモノでございます。
良いようにも悪いようにも使える「変幻自在」な言葉なのです。「過剰整備」と思われる場合でも、そのお店では、「予防整備」の内なのでしょう。
仙台のような地方都市には、「なにわのあきんど」は、あまりいませんが、首都圏では、結構聞こえますね。
メーカーの推奨する交換時期より、倍も早い交換周期で勧めるお店もあります。個人的には、少しやりすぎ(過剰整備)ではないかと思います。
特に、液物のオイル、フルード系は、良く交換するようです。エステルオイルから、ブレーキフルード、クーラント、ギアオイル、デフオイル、ATFに至るまで。
お客様が拒否すると、
「エンジンが壊れても知りませんよ。今後、責任はもてませんよ」
と答えが返ってきます。
そんなことを言えば、車の専門知識をもたないお客様は困ってしまいます。言ってはいけない言葉です。私は、「上手な切り替えしだな」と感心いたしました。整備後、万が一の場合に、責任を回避するためにも使える一石二鳥の言葉です。
しかし、お店の考え方や思想と、ユーザーの要望が合致することもありますので、悪いとも良いとも言い切れません。
つまり、「適正整備」を通り越して、「過剰整備」であっても、壊れない確率が高まるわけですから、結果として、「高いけれど信用のできるお店」と思われてしまいます。
どんなに高額の車検整備であろうと、絶対に不具合の起きない事を望むお客様にとって、必要なお店かもしれませんので、悪とも言えない理由がここにあります。
そこで、「なにわのあきんど商法」が成立いたします。
では、このような、お店の見極め方は、どのようにすればよいのでしょうか。
「1年前に、クーラントを交換したのですが、今年も夏が近くなったので、オーバーヒートが怖いから、念のために、交換したほうが良いでしょうか?」と聞いてみてください。
①であれば、「はい、喜んで」と居酒屋の店員さんのように、交換してくれることでしょう。
本当は、必要が無いのですが・・・
クーラントについて詳しくはこちらです→http://romanhiko.air-nifty.com/blog/2007/05/post_cc08.html
もし、交換後1年足らずで、オーバーヒートしたなら、原因はクーラント自体の劣化にあるのではなく、ウォーターポンプや、ファンベルト、ラジエーター本体、サーモスタットなどの不良によるものです。クーラント液自体に、責任はありません。
次回は、ディーラーについてお話をいたしましょう。